良い写真を残すために必要なこと






京都府長岡京市で家族写真の出張撮影







自分が考える理想の写真


それは写真を撮るひとである僕と
残したいひとであるお客さん

2つの気持ちが重なって
生み出される共同作業だと

以前 こちらの記事 で触れたけど


だから今までずっと
その割合が半々くらいだと思ってました


でも
様々な人生を撮ってく中で
自分は2~3割ほどで

あとの7割から8割は
残したいひとの気持ち

そこが何より重要なんだと実感してます



どれだけ高価な機材を使っても
どれだけ凄い技術を駆使しても

人が写る写真というのは
撮り手のチカラだけではどうにもならなくて


残したいひとの想いがしっかり表れないと
ただ表面上キレイで上手い写真しか生まれず


何より 気持ちが見えてきません



だから同じ笑顔でも

ただ記念写真を撮ってもらってる感覚と
できるだけ思い出深くという感覚では

笑顔の質も残っていく思い出も
まったく異なります



要は熱量なんです



僕が依頼を頂いたら
必ず事前に会いに行くのって

ただ会って話すのが目的でなく


その人たちが普段
どんな暮らしでどんな人生を歩み

どうして僕を選んでくれたのか
どんな想いを持っているのか


そういったバックグラウンドを
1つでも多く知ることで

ぼんやりとしていたモノが
少しずつ鮮明になってきて


そうすると僕は
どんどんその熱量が高まっていき

シャッターを切るときには
自然と気持ちが入るようになってます



いつも上手くいくわけではないけど
その熱が残したいひとにも
ちゃんと伝わると信じているからこそ

ずっとそうし続けているんです



本気(本当の気持ち)で
残したいと思ってる僕自身が
そこを諦めるなんて絶対できないし

とくおかじゅんが撮る写真にとって
何よりそこが土台になっているので


非効率だろうが手間だろうが
周りにどう思われ 言われようが

ずっと変わらず
このスタイルでやっていきます





京都府城陽市で七五三自宅着付けからのお参りの出張撮影



下鴨神社でお宮参りの出張撮影



京都府宇治市でお誕生日の親子写真







京都府宇治市で二十歳の成人記念写真の出張撮影





ホント熱量によって
生まれる思い出は全然変わってきます


ファインダーを覗いたとき
こんなに違うんやって

めっちゃ感じてます











とくおかじゅん エッセイ集





人を撮るということ





まず、会います






連写をしない理由






スタジオ撮影と出張撮影






カメラマンの色






自由な発想で残そう






写真に求めるモノ






自宅着付けのススメ






素朴な疑問







思い出は熱量






写真を撮るひと・とくおか じゅん

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